深夜の音の音
それはとても大切なもの
簡単にくずれるから
大切にしたいから
ある日飲みかけのコップを手に持ったとたん
胸に液体が飛び散る幻想のようなイメージが
こみあげてきた。
その場には誰もいなかったが、暖かいものが
そっと包み込んでくれるような錯覚を覚えた。
音はいう。
それはきっとそうだろうと。
相談しても聞いてくれないだろうきっと。
だから深夜は大切なのだと。
ノーマルとアブノーマルが仲良く共存できる世界。
そんな風になると誰が予想できるか。できるか。
抑圧された昼の世界から夜はきっと自由になれる。
その自由が、生きていると残されている。
